2010年10月09日

「現場なう」

『毎日のように、「あんたを嫌いになった」だの「おまえはお終いだ」だの「おもろない」だの「ばか」だのメールをもらったりツイッターで言われたりしながら笑っていられる人を知ってますか?ま、おれですけどさアハハハ。』(糸井重里)


ブログであればコメントを読みたくなければ見なければいいだけの話で、さらに言えばコメント欄自体を取っ払って一方通行の発信ツールとする事も可能※1。しかしツイッターはいわばコメント欄だけで形成されているようなメディアなので、誰であってもフォロワーからのメッセージは全て平等に受け取らなくてはいけない。気に入らないユーザをブロックしてシャットアウトする機能はあるが、そう判断するに足る罵倒やら誹謗やらを少なくとも一度は受け止めなくてはならない訳で、そう考えると入り口の敷居こそ低いが随分とタフなメディアであるようにも思える。特に有名人には。ブログと違いメッセージは確実に相手に届くシステムなのだから、いわゆるアンチから向けられる負の感情※2をいちいちダイレクトに受け止める方は堪ったものではないだろう。糸井氏がツイッター廃人から執拗に絡まれる※3のをリアルタイムで見ていたりすると、人前に出る職業は何より心がタフでなくてはとても勤まらないのだなとつくづく思う。無名でよかった。

自分のような名もない一般人はほぼROMで専らRSSツールとして使用する他はない※4ツイッターだが、期間限定で現場監督が現場ツイートを行ったとしたら、これは施主向けのサービスとしてとても面白いと思う。
殆どの施主は毎日現場に足を運ぶ事など出来ない実情を考えると、現場の状況を逐一把握するためのツールとしてはツイッターが最も有効。一方通行のメディアではないので施主も疑問に思った事をその場で確認する事が出来るし、建築士にとっても現場監理の補助ツールとして使える(ただし現場監督がIT音痴ではどうにもならないのだが)。
大手ハウスメーカーでは恐らく導入は不可能(守秘義務やら何やら社内コンプライアンス規定に抵触するだろうから)なので、これが可能なのは中小の工務店だけ。これをやったからといって受注増に直結する訳ではないだろうが、顧客が望むもの(情報)をダイレクトに供給できるので顧客満足度が上がる事は間違いない。新しもの好きの社長さんがいたら試験的に導入してみたらいいだろう。



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※1 アメーバでは有名人のオフィシャルブログにコメント管理人を貼り付けていて、全てのコメントは管理人のチェックを経て掲載されるようになっている。スパムは勿論、誹謗中傷や激しい批判コメントは事前の検閲で排除されてブロガーにとって好ましいコメントしか掲載されないようになっているので、人気商売である芸能人は好んでアメブロを利用する。
※2 ダルビッシュ有が無名の一般人からの批判に対して真っ向から反論する姿勢が話題になったが、それがニュースサイトで報じられて以降、彼には旧に倍する中傷やからかいのツイートが集中し、本人はすっかり嫌気がさしてしまったらしい。煽り耐性のない人間はツイッターには向かない。
※3 朝から晩まで5分と空けずツイートを繰り返す(いったいいつ働いているんだ?)、ここでいうタイプ1からタイプ3にそのまま該当する重度の依存症ユーザが糸井氏のツイッターに対する姿勢が気に入らないとして絡み始める。初めのうちは真面目に応対していた糸井氏も途中で「あ、こいつはいっちゃってるな」と気付きブロック(特定のユーザからのメッセージを拒否する機能)を宣言して終了。ほんの数回とはいえちゃんと相手をする糸井氏の生真面目さが際立つ。自分だったら変ないちゃもんつけてくる奴がいたら問答無用でブロックするけど。
※4 いろんな面で「普通でない」人間のツイートから得られる情報が面白いのであって、顔も知らないその辺の一般人の日常に興味はないしそんな情報に価値などない。また最近ではツイッターもブログやミクシィの辿った道をそっくりそのままなぞっている(爆発的な普及から奇妙なマイルールの押し付け、首まで漬かった依存症となるユーザの続出、馴れ合い関係の強制に嫌気が差したユーザの離脱に至るまで)のを見ると尚の事ライトユーザから深入りする気はさらさら起きず。リアルでもバーチャルでも「関係を強制」するタイプの人間は自分には合わない。そういうのが心地よい方がそれなりに存在する事は否定はしないが・・まあお好きにどうぞ。

posted by em at 11:11| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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