2010年08月06日

読書は1Fで

借りてきた1Q84の三冊※1は1Fのダイニングテーブルで読了。
読み終わって分かった事が二つ。この国民的作家の最新ベストセラーの出来とダイニングテーブルに合わせたDKRの読書用途への適性はともに今一である事。
このワイヤーチェア、さすがに格好はいいのだが長時間座るうちに硬いワイヤーが食い込む背中が痛くなってくる。夏場でワイヤーシェルと背中の間にTシャツ1枚しか存在しないから余計そう感じるのかもしれないが。

本の方はというと…新境地への意欲は買うが、それだけというか。テーマは分かるが1500P以上を費やす必要がある内容かどうか。彼はこういうファンタジーの類は余り得意ではないという事だけはよく理解できた。この手のジャンルであれば宮部みゆきの方が遥かに読ませる。
しかし全編を通じてのメタファーのオンパレードは彼の飛び道具だから目を瞑るにしても、久しぶりの書き下ろしでも悉く金太郎飴のような村上春樹的主人公像※2が健在なのには思わず苦笑。どうせならこちらの方も新境地に挑んでみてはどうか。

常に活字に接していないと気が済まない性分ではあるが、2FのデスクはほぼPC専用と化しているので、読書する時はソファか1Fのダイニングテーブルに移動する事となる。ソファのある2Fは夜間には新聞を読むのも難儀する程度の照明しか灯さないので、帰宅後の読書は専ら1Fで。ここは2Fと打って変わって下向きのスポットライトが煌々と照らす空間で、読書するにも十分な明るさがある。

前述の通り長時間座っていると背中が痛くなるのが玉に瑕だが、1Fで読書する習慣は2Fに偏りがちな生活空間を適度に分散する効果もあり、寧ろ好ましい。そのような用でもなければ1Fに降りるのは飲食・炊事洗濯・掃除・グルーミングに風呂の時ぐらいしかないのが実際のところだから。


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※1 高価な上に場所を取るハードカバーの本は買わず、読みたければ文庫になるまで待つのが吝嗇な自分のスタイルではあるが、今回はたまたま部下が貸してくれたので文庫化を待たず読む事が出来た。お返しに彼女の高校の先輩であるという岡崎京子の単行本を三冊貸し出す。
※2 世界にやや背を向けたライフスタイルを崩さない孤独な知的労働従事者でどこまでも内省的な性格。今風に言えば典型的な草食系男子、容姿も頭脳も十人並みでこれといった取り得もなく、付き合いが悪く無愛想。しかしなぜかモテモテ。特に可愛い子にモテモテ。どこに行ってもモテモテ。内気で暗い島耕作みたいなもんか。ついでに言えばあまり避妊に熱心ではないのも特徴。



posted by em at 00:26| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | After Move | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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