2010年09月25日

枝落とし再び

入居直後に行ったモチノキの枝落としから約半年。
生命力旺盛なこの木は切断面の脇から次々と新しい枝を繰り出し、夏が終わって気がつけば剪定前とさほど変わりないほど生い茂った枝が軒下をおびやかす程に成長している。
そこで、長雨が上がったのを見計らって今年二回目の枝落とし。
さすがに前回ほどの大物はないものの、それでも切り落とした枝葉は35Lのゴミ袋が三つ膨れ上がる程の量。半年でこれだけ成長するとは…モチノキ恐るべし。

擁壁から屹立するモチノキを剪定するには自分も上体を乗り出す必要があるが、それには下半身を預ける柵が必要不可欠。見てくれが今一の柵は撤去してしておしまいとするのもすっきりして悪くないとも考えていたが、やはりこのような実用上の理由からもしっかり作り直した方が良さそうだ。


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2010年09月24日

地名から読み解く

本日はお日柄もよろしく、一日中降り続く秋雨でエアコン要らずのひんやりとした冷気に包まれた一日。
秋の気温はこうでなくては。

しかし大雨が一日で収まらないと頭をもたげるのは水害の心配。
2005年の善福寺川氾濫は記憶に新しい※1が、土地を選ぶ際には震災リスク・火災リスクに加え水害リスクも考慮に入れたい。
まずは地震が気になるところだが、家が崩れる程の地震や街区が丸焼けになるほどの火災はそう滅多にあるものではない。天災としては水害の方が遥かに身近な存在であれば、自治体HPで公開されているハザードマップで水害リスクを確認する癖をつけたい。
単純に川のそばを避ければいいとは限らない。都内には暗渠も数多くあるからだ。

という自分の土地も区のハザードマップでは浸水リスクを示す青色で表示されていたりする。
これはどう考えてもおかしい。重力が働く限り水は貯まる前に坂下に流れていくに決まっているからだ※2。我が家の床下に浸水が始まる頃には坂下は全て水没してしまっていなければ辻褄が合わないではないか。物理法則を無視するな

ハザードマップよりもっと簡単に、地名からでもある程度は土地の素性を窺い知る事が出来る。治水の発達した現代ではそれがそのまま水害のリスクに直結する訳ではないだろうが、自分の住もうとする土地の素性を知っておいて損はない。
「谷」が谷地、「沢」が沢地、「窪・久保」が窪地で「池・沼」が池沼というのは容易に想像がつくが、「深・広」が低地、「梅・埋」が埋没地、「柴」が河川の堆積地、「和田」はもともと「曲処」で河川のカーブしている地域で「股・俣・枝」が河川の分岐地域※3、「竜・辰・牛」が出水や水害の常連地域である※4など、調べてみると古人の名づけの発想や同音異字への置換の巧みさ※5には感心させられる。
引き換え、台地でもないのに「○○が丘」みたいな当世流行の新しい地名は面白くない。何も含むところがなく、ただイメージ優先で付けられたのが明白だからだ。読み取れるのは土地の素性でなく商魂とか大人の事情とか。


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※1 マンション1Fの同僚の部屋は見事に床上浸水したらしい。南無
※2 坂上一帯がすり鉢状になっているのであれば話は別だが、勿論そんな地形ではない。
※3 川の湾曲部、分岐部、堆積土地帯、何れも水害が起こりやすい。氾濫の濁流に取り囲まれる様子は「河内」という地名となって残っている。
※4 龍と水は切っても切れない関係。
※5 屍累々の刑場→骨ヶ原→小塚原など。面白くない?






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2010年09月20日

暑気払い

引渡し時に「落ち着いたらご招待します」とS氏に約束したものの中々予定が合わずはや半年、この三連休の初日に漸く「ビールで暑気払い」が実現。

ゲストはS氏と、S氏の呼びかけに手を挙げた現在進行中の「東の家」の施主であるMさんご一家。
これまでで最多の総勢5名のゲスト。まずソファが3人がけなのでどうしようかと思ったが、Mさんは気にかける事なく床に腰を下ろされたので一安心。
枝豆を茹でるくらいしか能の無い粗忽なホストを気遣ったS氏もMさんも手に手に酒や肴を持ち寄って見えられたのに恐縮する事しきり※1

そもそもが「自分の、自分による、自分の為の」家なので他人からの評価など気にかけることも無いスタンスではいるが、設計者であるS氏は言わば生みの親、MさんはこれからS氏との家作りに夢ふくらませるという立場であれば今度ばかりは家に対するリアクションも気になるところ。じろりと見回したS氏に「こんなのLWHの暮らしじゃない!」と吐き捨てられたらとても悲しいし、Mさんが露骨に落胆した様子を目の当たりにするのもとても切ない。
そこが最大の懸念点であったのだが、双方まずまず気に入って頂けたようで胸を撫で下ろす。
明るいMさんご一家で薄暗い照明のワット数も上がったような楽しい酒、楽しい夜となった。


その他:
・無垢な子供の屈託の無い笑い声は屈託の塊のような男の心に沁みる。
・居候を見るやいきなりとろけるご主人に動物好きの鑑を見た。※2


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※1 Mさんには新築祝いの手土産まで頂き、恐縮のあまり身長が縮む思い。多分縮んだ。有難うございました
※2 いい勉強させて貰いました。


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2010年09月16日

ばっさり後

丸裸にされた欅はめげずに新しい枝をのばし始めた。

DSC_0802s.JPG

これは結構な古木※1の筈だが、まだまだ元気なのが分かって一安心。
この元気さをもってすれば、眼前に広がる葉の海の復活はそう遠い先の事でもないかもしれない。
ただ切り口から雨が入って腐ってしまわないかが心配。切りっ放しで何の手当てもしていないようなので



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※1 戦前の空撮写真にもしっかり写っている
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2010年09月13日

秋の使者その2

都心の蟷螂。

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お?お?やんのか?喰うか?喰おうか?


最後の脱皮を終えたばかりで繁殖を控えたメスの蟷螂はエネルギーの塊のよう。
その意気極めて軒昂、構えたiPhoneを威嚇するばかりか樹の幹を駆け上がって襲い掛かろうとやる気満々。
相手が自分の数百倍の大きさの動物であろうと一歩も引かない※1
蟷螂の斧とは良く言ったものだ。

長期予報によれば最高気温が摂氏30度台半ばとなるのも今日までで、明日からはぐっと気温が下がって秋が一気に到来するらしい。
この蟷螂も死に絶える頃がやっと自分のターン。


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※1 我々が丸ビルくらいの背丈の動物に本気で戦いを挑むようなもの。外骨格の構造ゆえ昆虫は決して人間並みの大きさにはなれない(自重で潰れてしまう)と言われているが、パウンド・フォー・パウンドで生物界最強は間違いなく昆虫だろう。まず身体能力は哺乳類の比ではない。人間大のセミの声は東京から名古屋まで届き、人間大のノミは東京タワーを一跳びで越える。人間大の蟻は一人でバスをひっくり返し、人間大の蟷螂の顎は鉄骨をもバリバリと噛み砕いてしまう。更に連中には知能がなく、即ち心がない。闘争心も憎悪も恐怖も持たず、ただひたすら本能のままに迫り来る。ほとんど機械。こんな恐ろしい生物に比べればヒグマもトラもひよこのようなもの。虫けらは虫けらのサイズでよかった。





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2010年09月09日

秋の使者

月曜の朝、駅へ急ぐ前をひらりと枯葉が通り過ぎ…

と思ったらキタテハだ。
石垣に止まり、ゆっくりと羽を開いたり閉じたりするのに誘われるように思わず足を止めるとポケットからiPhoneを取り出す。

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しかし携帯カメラにしてはこの描写力は大したもんだ

相変わらず摂氏30度台半ばの最高気温が続く中でも注意してみれば太陽の軌道は日増しに低くなり、射し込む日光の照射角は日増しに小さくなり、そして秋の蝶がアゲハチョウに取って代わるようになっている。熱帯東京※1の長い夏も漸く終わろうとしているのか。


あ、飛んだ
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※1 香港マレーシア出張の同僚曰く「いやこっちより東京の方が暑いですよ〜」 何ぞそれ

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2010年09月08日

夏祭り

日曜の夜、外出から帰宅すると何だか外が騒がしい。

おや縁日か。
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少しぶれた

夏の終わりの夏祭り。
この日の夕食はこの屋台で買った「本場広島風お好み焼き」そば入り600円。ボリューム満点。

しかし何だ、本場広島風のお好み焼きってのは肉が入ってないもんなのか。

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2010年09月07日

ばっさり

目の前の崖下駐車場に生えている大欅の枝が、ある日突然
一つ残らず落とされてしまった。

DSC_0709.JPG
これが

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こう

なんという事だ。秋には窓いっぱいに黄葉が堪能できると楽しみにしていたのに
敷地内に生えている他の三本も同じように丸裸にされてしまっている。剪定というレベルでない徹底的な枝の落としっぷりを見ると、どういう事情かは知らないが伐採する事になったのに違いない。
まさか土地を更地にしてマンションでも建てる…?可能性はゼロではないだろう。いずれにせよがっかりだ。

しかしこれが…いつまで経っても伐採されない。
下に降りて近寄ってよく見ると、丸裸にされた四本の大欅のうちの一つに「区指定保護樹木」の札が掛けられているのが確認できる。
区の指定保護樹木なら無闇に伐採はしないだろうか。枝を残らず落としたのも強めの剪定の内なのかもしれない。来年にはまた元気よく枝を伸ばして葉を茂らすのに違いない。来秋こそは黄葉を楽しめる。と思う事とする。

posted by em at 08:01| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | After Move | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月04日

年を取ったら都会に住もう

久しぶりに大学病院へ。
何度来てもこの混み具合は半端ではない。順番が廻ってきたら名前が呼ばれるならともかく、モニタに表示される受付番号を自分で確認しなければならない中途半端に近代化された方式であれば、幾ら長くても寝るわけにもいかず。「二時間待ちの五分診療」という昔からの揶揄は現在においても過去のものではなく、五分診療はともかく二時間待ちというのは全く誇張ではない。
時間を気にしなくてもいい休日だからいいようなものの、椅子で床ずれが出来そうだ※1。やはり小さなクリニックにしておけばよかったかな…

待ち時間問題は別として、30分圏内に大病院が幾つもある現在の住環境はこれから老いる一方の人生には心強いのは確か。年を取ったら辺鄙な田舎でのんびり陶芸でも学びながら…というのは老いらくの姿として理想形の一つではあるが、一般に年を取る程病院の世話になる機会が多く、またいざという時には緊急医療は時間との勝負である事を考えると単身者には些かリスクが高いような気がする。
風光明媚な地ではなく、かと言って若者の憧れの街として「住みたい街ランキング」に顔を出す事も決してない。地味ではあるが、この花より団子的な街のセレクトが自分には合っている。

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※1 このエントリは待合からiPhoneで。暇すぎて死ねる。

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2010年09月01日

ヤマギワリビナ閉店

先週末、8月最後の週末をもって山際リビナが閉店。

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ここには学生の頃から何度となく足を運んだ。実際に購入に至る機会は滅多にあるものではなかったが、ウィンドウショッピングだけでも十分満足できたものだ。この家の為には…ソファに仕込むLEDバーライトを購入した位。

閉店の前日に訪れたらさすがに展示棚に空白が目立ち、残る展示品の多くにも売約済みの札が貼り付けられている※1。今後はウェブストアで販売を継続するとの事だが、先行きは明るくないだろう。ウェブサイトの画面だけで50万円のテーブルや100万円のテーブルの購入に踏み切れるものだろうか。木の構造体を積み上げた建築のようなフランク・ロイド・ライトの照明の迫力は平板なウェブサイトで伝わるのだろうか。古株の店員の思い入れたっぷりの熱のこもった説明がウェブ上のわずかな文字数で伝えられるのだろうか。

家具など実際に現物を見て触れて確認しない事には到底大枚を叩けるものではない。ここは輸入家電にデザイナーものの家具や照明の現物を纏めて気軽に※2確認出来る都内でも貴重なスペースであっただけに、閉店はやはり残念。今後は家具や家電や照明はそれぞれ違う店に足を運ばなければ現物を確かめる事が出来なくなるのだろう。秋葉原に来る事ももうあるまい…


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※1 GEの超大型冷蔵庫やら大型ワインセラーやらが一つ残らず売約済なのには吃驚。値段も凄いがサイズも凄い。棺桶二つを並べて立てたほどのサイズはそんじょそこらのキッチンでは到底収まらない。それが全て売約済み。いやーお金持ちというのはいるもんだ。
※2 「気軽に」というのが貴重だったのだ。例えば大塚家具でも輸入家具は見る事が出来るが、販売員の付き添いが原則。それはそれで真面目に顧客サービスに取り組んでいる姿勢といえるが、「ちょっと目の肥やしに立ち寄りましたー」などと言える雰囲気ではない。ふらりと訪れてポルトローナフラウを撫でたり摩ったりしても放置しておいてもらえる店などそうそうあるものではない。





posted by em at 23:54| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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