2010年06月29日

清水の舞台から排気系全交換

入居前からの懸念事項※1であった車の排気系を全交換。

・エキゾーストパイプ
・キャタライザー
・マフラー
・熱対策で全てヒートバンテージ巻き
・熱対策でリア隔壁前に断熱材貼りこみ
・マフラー位置変更に伴いバンパー再製作
・リアフェンダー隙間にワンオフのメッシュ
・球切れのついでにヘッドライト以外の灯火類を全てLED化※2

…今更10年落ちの車に軽く中古車が買えるほどのコストを掛けることなど、まともな神経では出来はしない。勝間和代ならずとも費用対効果を考えれば明白だ。
こういう出費は引越し後の「何かと物入りな」時期に、半ばどさくさ紛れと勢いで決断してしまわなければ難しい。時間が経って生活が落ち着き、日々の細かな出費と比較して熟慮すればするほど「それはないわ」という結論に容易に達してしまう類のものだ。
だから今しかない。

ほぼワンオフに近い製品なので、1ヶ月程の製作期間の後さらに実走行テスト等の為に車をショップに預け、二週間後に引き取り。
排気音は96db以下に抑えられながらも完全等長のエキゾーストパイプの恩恵で音質は素晴らしく、更に低速トルクも向上している。これは言う事なし。
バンテージとクールキーパーによる断熱効果は…正直「無いよりはマシ」という程度。これはドライバーの為というよりもエンジンルーム内※3の補機類を熱から守る意味合いの方が大きいだろう。


都心近くに住む単身者なのに自動車を所有していて更にそれにあれこれと少なからざる追い金をかけ、あろうことか一人で暮らす為の家まで建ててしまう。
勝間的には全てNGだ。正しく無駄の権化。
しかしそれは専ら資産運用(の、リスク管理)という観点から見たコスト評価に過ぎないのであって、そうではなくてQOLを高める為の投資と考えれば決して浪費ではない。実際に自分のQOLは好きな仕様で家を建てて好きな車に好きな時に乗れる生活を実現する事で確実に向上しているし、それは自分の知る限り賃貸住宅やレンタカー(或いは他の趣味)で代替できるものでは決してない。
その為のコストを「無駄」とは断ずる事は誰にも出来ないだろう。

今回の出費にしても、これで後10年は飽きずに乗れるであろう事を考えれば安上がり…
はいこれは半分は自らに言い聞かせてます。気休めです。
どう言い繕っても痛い出費には違いないのさ。
んー仕事頑張ろうっと(笑)


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※1 ただでさえ煩いトロフィー用マフラーを10年近く着用。経年劣化でスチールウールの隙間が空き、年々爆音度が増してくる。さらに臭い。ご近所との和と自身の健康を慮って交換の機はうかがっていた。
※2 半分はショップの代表の立て板に水のセールストークに乗っかったようなもの。一見して猫煩悩の気のいいおじさんに見える代表は実はルマンで初めて勝った日本人という凄い経歴を持つレーシングドライバーで、理路整然とした語り口(早口!)はいかにも地頭の良さを感じさせる。速いドライバーは大概頭が良く話が上手い。自らを売り込んでスポンサーを獲得しなければならないプロドライバーには高いプレゼンテーション能力が必要不可欠であるからだろう。
※3 エンジン周りの空間にエキゾーストもマフラーも全て一緒くたに収まっているので、フロントエンジン車のそれよりも熱的に苛酷な環境である事は間違いない。 



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2010年06月25日

三たび漆喰

一週間置いて翌週末。
硬化したパテのペーパーがけから再開。
横着して一種類のパテしか用いなかったせいで※1なかなか平滑にならない。
どうせ分厚い漆喰塗料を塗るのだからとペーパーがけは程ほどで切り上げ、三ヶ月ぶりに漆喰缶の蓋を開ける。

底の方に残った漆喰塗料は幾分固くなっているもののまだ十分実用には堪える。壁塗りとロフト天井塗りに続いて三回目ともなるとさすがに慣れたもので、塗布する面積自体も小さいので塗り作業はすぐに終わってしまった…が、ペーパーがけをいい加減にやったせいで漆喰の下から白いパテが透けて見えてしまう。
これは強烈にカッコ悪い。普通なら二度塗りのところを四度五度と塗り重ねてようやく「よく見れば変」程度にまで違和感が弱まる。これ以上塗り重ねても割れやすくなるだけであまり効果はないだろう。この辺で手を打つ。

これでやっとキッチン壁作りが終了。
今回は下地処理がいい加減なのでその内に板の継ぎ目に沿って漆喰にクラックが入る可能性が少なからずあるが…そうなったらそうなったで塗り重ねればいいか。

IMG_1416.JPG
フレームキッチンなので天板の下はスカスカ

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※1 下地用の硬くて荒いパテ→テープ→仕上げ用の細かく柔らかいパテの順に盛るのが正しい手順である(さらに乾燥時の痩せを考慮してそれぞれ二度盛りが必要)ところを一種類のパテをべちょっと盛り付けただけの相当な手抜き作業。

posted by em at 02:29| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 家作り(キッチン壁塗り) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月21日

タイル面壁塗り準備

LWHに似つかわしくないヘビーなタイル※1を貼ったキッチンの壁面の仕上げは、タイル上下の珪酸カルシウム板が剥き出しになっている部分の壁塗り。
塗る面積自体は壁一面の三分の一程度なのでこれまでで最小。
しかしこの面、これまでのように継ぎ目が綺麗にパテ埋めされている訳でもなければ巾木の取付もない、いわば完全に素の状態。なので塗装以前の下ごしらえから始めなければならない。
やはり一筋縄ではいかないのだ。

まずは巾木を取り付ける。
壁と床の間には本当は何もない方がすっきりしていていいのだが、実用面を考えたらそうもいかない。塗り壁であれば尚更。
家の巾木は白く塗装した木製の板。しかしこの壁面の巾木にはお好みでステンレス板を貼ってみる事とする。ステンレスのシンクにも合うだろう。
メジャーで計測して過不足ないサイズのステンレス板(高さ30mm厚さ2mm)を取り寄せるとまず壁に沿って寝かせ、上からタイルボンドを乗せる。
ボンドを乗せ終えると一気に起こし、すぐさま壁に押し付ける。
板の薄さとボンドの強力な接着力を考えたらやり直しは効かない。ここでずれたら一巻の終わり。
幸い位置がずれる事もなく、自重にしなりながら身を起こしたステンレス板は一発で壁に固定される。
グレイト!これはカッコいい。
継ぎ目のない一枚板なので足元がビシッと締まる。他の巾木もステンレスを指定すればよかった。※1

巾木の接着があっけなく終了した後はパテ盛り。
まず継ぎ目の上からメッシュのテープを貼り、次にその上からパテを盛って継ぎ目を消す。
タイル目地とは対照的にゆるゆるのパテを厚く盛るのは中々難しい。何とかヘラで厚く塗りたくると最後に養生テープを張り巡らせてこの日は作業終了。


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※1 総重量は100kgに届くので、壁が耐えられるか少しばかり心配ではある。
※2 正確に計測したつもりだったが幅が5mm程度足りない。この程度はご愛嬌。5mm余るよりは足りない方がまだマシ(分厚いステンレス板は余ったら切るのが大変。力技で押し切っても板が歪みかねない)。全部の巾木をステンレスにした場合でもLWHなら追加コストは10万円以内には納まるだろう。お手軽な割にカッコいいので好きな人にはお勧め。

posted by em at 22:16| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 家作り(キッチン壁塗り) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月19日

夜歩きは楽し

引っ越してから3ヶ月弱。
考えてみれば近所を散歩する暇もなかった事に気付き、週末の夜に町内をじっくりと散歩してまわる。
見れば古きも新しきもバリエーション豊かで実に面白い。
中はどうなっているのか、渡辺篤史のように訪問しみたいお宅だらけだ。
家を建てたら自然と他の家への関心も増すようになったのだが、こんなに豊かで面白い街並みはなかなかない。幾ら歩いても飽きない散歩。

我が家は他者の目にどう映るのか…
界隈で最も小さく目立たず、3秒で通り過ぎてしまう敷地に暗がりに溶け込むガンメタの外壁。
表から内部の様子は殆ど伺えない。
気付かない人は全く気付かない、気になる人には「何か怪しい…」と気になる家か。







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2010年06月16日

タイルボンドあげ枡(告知)

一缶買ったINAXのタイルボンド…
IMG_0789.JPG

小さなLWHのキッチンの一面、の3分の2の
合計120枚程度のタイルを貼っただけで使い切れるはずもなく。

上記画像の軽く7割程度、まあ普通のキッチンであれば軽く5-6件のお宅のタイル貼りが出来る程度には残っている。
さすがにこれを今後使うケースは考えられない。
放っておいてもそのうち硬化して使い物にならなくなってしまうのも勿体無い。

なので、個人でも工務店でもタイル屋さんでも使うあてのある人は手を挙げれば差し上げます。
送料だけ負担を。直に引き取りに来られるのであれば名乗る必要もございません。家が狭くなるから早く持ってってくれ(笑)

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2010年06月14日

目地は失敗

家作りに勤しむ様をブログで見たある友人からのメールの中に
「お前は器用だから…」という一節があった。
いやいや全然器用じゃないから。
ていうか器用不器用に分けるなら明らかに不器用の籠に入れられるべきところ。

思い起こせば家庭科の時間ではチェーンステッチしか習得できなかったり厨房の頃は作りかけで放置したガンプラの箱をうずたかく積み上げたり、長じてからは擦った車のフェンダーをDIYで補修しようとして余計酷くしてしまったりダッシュボードにアーマオール塗れば漏れなく隅っこを塗り残して呆れられたり。
要するに基本的には不器用で粗忽な人間であって、精緻な工作力にはかなり問題があるという自己分析は間違っていないだろう。
その点でこのブログにおける自主施工の数々は世にあまたある「DIYを趣味とする腕自慢がさらに腕によりをかけた家作りブログ」とは一線を画する。
特殊な工作能力を必要とする事は一つもない。
スキャットマンに出来るなら君にも出来るさ」と歌ったジョン・ラーキン※1に倣えば「自分にも出来たのだから誰にでも出来る」事しかしていない。
逆を言えば自分が失敗した事は他人も等しく失敗するリスクが高いという事で他山の石とするのが宜しいんじゃないでしょうか。
例えばタイルの目地詰めとか

INAXのスーパークリーンキッチンは施工性が最悪に近い※2特殊な目地である事やタイルの厚さに等しい目地厚=深さ1cmの目地を素人が均一にならすのは相当に難しいという事情を差し引いても凸凹した出来栄えはとても鑑賞に堪えうるものではなく、全てが終わった後のやっちまった感はまるで液状化したシンジ君を見た赤木リツコの心境

やっちまったものは仕方ない。赤木博士がすぐさまサルベージプランを策定したように、過ぎた失敗を嘆く暇があったらダメージを正確に見積もってすぐさまリカバリプランを策定するのがビジネスパーソンの基本というもの。
ていうか普通は失敗しないよね。うん。分かってる。うん。
固まってしまった目地は到底素人の手には負えまい。
ならば意地を張っても仕方がない。ここは大人の解決手段だ。即ちカネでプロを雇うしかない。
電話だ電話。タイル屋呼べ!メディーック!

努めて冷静に事情を説明したつもりではあるが初めからキレ気味であったのは否めない。受話器の向こうののんびりした物言いが余計癇に障る。
「そうですかあー?目地詰めは比較的簡単な作業で素人さんでもよく自分で仕上げられたりしてますがねー」だからそれを失敗したっつってんだろいいから早く見積もりに来いよこの野郎(泣)※3

「前例のない作業依頼」に腰が引けるタイル屋の尻を叩いて(無理言って済みません)失敗目地の除去と目地詰めのやり直しを終えるまで3週間。最後の最後で人手に頼らざるを得なかったのが痛恨ではあるが、無理しないのが基本のDIYであれば仕方ない。一応は綺麗に仕上がった事でタイル施工はまずまずよしとしなければ。


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※1 吃音に悩んだ人生の最後にという点は同じながら林承賢は国宝金閣寺を全焼させるという人類史上に残る愚行に走り、ジョン・ポール・ラーキンは大ヒットしたこの曲を通じて世界中の吃音者に勇気を与えた(5年後にガンで死去)。この差は何なのだろう。
※2 まず尋常ならざる「硬さ」。目地剤という言葉からチューブから絞り出した歯磨きペースト状のものを想像していたが、練りあがった目地の硬さは「固まりかかった紙粘土」そのもの。後ほど施工したプロの職人ですら「硬え硬え!」と悲鳴を上げていた事から客観的な事実といえるだろう。そして硬化までに残された時間は僅かに15分(夏場はもっと短いらしい)。なかなか均等に塗りこめない硬さに四苦八苦しているうちにゲームセット。あーあ。
※3 痛いところをつかれた大人の逆切れの見本ですね。




posted by em at 23:48| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 家作り(タイル) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

タイル工具スタメン

IMG_0870.JPG

上から
・サンダー(切り口の平滑化や僅かなゆがみの調整に使用)
・水平器(これなくして水平は出せない。必須)
・金尺(あてがって縦横を揃える)
・グラインダー(これがなければ始まらない)
・色鉛筆(切断ラインをタイルに書き込む。また加工パーツが多い場合は壁とタイルにマークしておくと後から分かりやすい)
・喰い切り(断面のバリをバリバリ折り千切る。これも必須)
・下地板(グラインダーの刃は円いので下地ごと切る位で丁度いい。したがってそれなりの厚みと刃を痛めない柔らかさが必要。画像は桐板)

画像には映っていないが勿論軍手は必須。
長い作業の中で集中力が途切れた時一瞬にブレードが手に触れてしまったりする事がある。勿論ブレードに耐えられるほど軍手が丈夫なわけもなく一瞬で破れてしまうのだが、その一枚がなかったら破れるのは自前の皮膚だ。


出番がなかったベンチウォーマー
・タイルカッター(薄いタイルにしか通用しない代物)

スタメンで必要だったが欠場した選手
・耳栓(これがなかったので鼓膜を痛める。幸い難聴には至らなかったが数日間は耳鳴りに悩まされる)


* * * *

タイル加工では騒音だけでなく粉塵の量も半端ではない。
火花とともに巻き上がる粉塵はポーチを満たし、ガンメタの壁をライトグレーに変えてしまう。傍らに止めてある赤いバイクは博士のコントの落ちのように真っ白だ。

ひとしきりタイル加工を行って一息ついたところで遅い昼食を摂りに出かける。
雪のように膝下に降り積もった粉塵を手で払い、駅前まで足を伸ばす。
注文を終えてからトイレへ。
鏡に映った顔は…

キッス?

kiss.jpg
生涯現役!

手足の汚れはよく見えても顔の汚れは見えないからなー。これは盲点。
こんな白塗りのような顔を晒して歩いていれば、すれ違う人が皆ぎょっとした顔をしていたのも納得。通報されても文句は言えまい。通報というかさっき交番の前を通ったのによく職質されなかったな。
ていうかなんだこの髪は。ブラックジャックか博士のコントか。
タイル加工の際は帽子も必要かな。
うーむ。

顔を洗うのも忘れてしげしげと鏡に見入るのであった。



posted by em at 01:08| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 家作り(タイル) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月13日

有感地震

恐らくは転居後初の。

発生時刻 6月13日12時33分頃
震源地 福島県沖北緯37.4度東経141.8度
マグニチュード 6.2で、この家の辺りは震度2と。

この程度の震度で異常が発生する筈もないとは思うが、耐震はともかく「免震」からは最も遠い在来工法の家は塗り壁へのダメージが心配なところ。
一通り見てまわったが(小さな家はあっという間に終わる)、さすがにこの程度の震度では壁の漆喰に亀裂が入る事もなく一安心。
割れたら割れたで、その箇所だけ上塗りすればいいだけの事なのだが。塗り壁はこの辺ラフに考えられるのでいい※1


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※1 漆喰は白一色としたのは、後から補修で塗り重ねた時に違和感が出ないよう考慮した事もある。





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2010年06月08日

タイル加工A

タイルを自分で施工するのは設計段階からの確定路線。
であれば、壁のコンセントや給湯コンソールパネルといった障害物は出来るだけ簡単にかわせるように一箇所に纏めておくとか…施工性を考慮したレイアウトをリクエストする機会は幾らでもあった筈なのだが、いざ壁面にタイルを貼り始めてようやく気付くこの迂闊さ加減はどうだ。こんなのどうやったらいいんだか。
IMG_0863.JPG
↑「こんなの」

己の想像力の欠如を今更嘆いても始まらない。とにかく作業を続行。
変形部分のサイズを測定してタイル裏面に鉛筆でカットラインを書き入れ、それに沿ってカットする。
幅を詰める、高さを詰める、両方詰める、L字型にカットする、凹型に切込みを入れる。
ある程度までカットしたら不ぞろいな部分を喰い切りでメキャメキャと割り折りながら形を整える。最後にサンダーで微調整。
厚いタイルに高速回転するブレードを押し付け、夥しい粉塵と火花を浴びながらカットしていくのだが、これがある程度まで切り進むと意図したところと違うラインで勝手に割れてしまう。靭性が全くないタイルの特性なのだが、これには参った。
特にカットするラインが残す部分より長い場合などもう覿面に割れる(残したい部分まですぱっと割れてしまう)。この場合は横着せず、轟音と振動とグラインダーの重さに耐えながら少しずつ少しずつカットを繰り返し、徐々に徐々に狙ったラインに近づけていくしかない。
何枚もの失敗の果てにやっと切り出しに成功したタイルをためつすがめつしながら一人にやにやする姿は正しく自己満足の極致。
IMG_0876.JPG
にわかタイル工の腕ではこれが限界

丸二日を費やして38枚のタイル切り出しを終え、ジグゾーパズルのピースのように空いた壁面に貼り付ける。
何とか障害物はかわしているものの、そのラインは不揃いだったり曲がっていたりでプロの仕事とは比べるべくもない。商品として見れば完全にNG、だが結局は自分専用であれば自分が納得出来ればそれでよし。
拙いタイルの切り口を目にすれば2010年GWの苦闘が脳裏によみがるだろう。もうやりたくねえなあ。(笑)







posted by em at 22:50| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 家作り(タイル) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月07日

タイル加工@

タイルを貼る壁はタイルのサイズに合わせて作られているわけではないので、まず端にあたるタイルは幅を詰めなくてはならない。
また壁からは換気扇やコンセント、吊戸棚に水道管といった障害物の数々が突き出している。これらに接するタイルは当然そのままでは貼れないので、これも障害物の形に合わせて形状を整えなくてはならない。
タイルをカットするのにはタイルカッターを使用する。

TCUTTER.jpg
カッターと言うより鏨(たがね)。
定規などをあてがってこのカッターでけがき線を入れ、けがき線に沿って折り割るという手順。
予習したDIYサイトではこの工程をいとも簡単そうに説明してあったので取り寄せてみたのだが…実物を目の前にするとまるで出来る気がしない。
一応トライ。

ギーコギーコギーコ…(しばしけがき線を入れてみる)
じ…(しげしげと見る。全然削れてない)
ぐぐ…(一応両手で折り割ろうとしてみる。びくともしない)

やっとられるか。※1
カッターをべしっと叩きつけると東急ハンズに走り、グラインダーとタイル用のブレードを購入して帰宅し、作業再開。

さすがにグラインダーの威力は凄まじく、厚さ1cmのごついタイルは火花を散らしながらギャンギャンと削られていく。
たがねカッターより軽く120倍※2は効率的なグラインダーだが、何より凄まじいのは作業を行うポーチに反響するその轟音。
音質も音量も鉄工所そのもの

連休中の閑静な住宅街に鉄工所あらわる。
近隣の家では揃ってTVのボリュームを上げたに違いない。お湯が沸騰しても赤ん坊が泣いても気がつかなかったかもしれない。※3
地下鉄の騒音に匹敵する音量の轟音を住宅街で発生し続ける事については誠に申し訳なく身が細る思いではあるが、これは工事であれば致し方ない。
意を決して作業続行。
せめてもの気遣いでグラインダーを使用したタイルカットは午後から夕方までとしてのだが…ほんのお気持ちというか焼け石に水というか。




________________________________________________
※1 今にして思えばサイトで作業例に取り上げられていたのは折り紙のようなペラッペラのタイル。参考にするほうがどうかしている。
※2 一箇所カットするのにグラインダーで1分かかるのをたがねでは2時間かかるとした場合。というかたがねカッターでは一箇所切る前にに手の皮が剥けて作業終了だろう。
※3 勿論作業者も無事では済まず、耳栓をしていない耳は鼓膜をやられてしまい連休中は耳鳴りでよく眠れないという悪夢のような夜を過ごす羽目となった。






posted by em at 23:07| 東京 ☀| Comment(4) | TrackBack(0) | 家作り(タイル) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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