2010年01月31日

プロフェッショナル

現場には窓枠が全て入り、一通り壁で囲われた。
内壁には断熱材の貼り込みが始まっており、外壁は防水処理が行われている状態。
この日は一人で黙々と仕事をしていた棟梁のS氏が程なくして昼の休憩に入る。
話を聞いてみると、この家は殆ど一人で作っているとの事。
それはすごい。物作りの人には純粋に尊敬の眼差しを向けてしまう。

昨今は大工不足で、他の現場でも一名しか担当する大工がいない状態のところが多いとか。
景気が良くて人不足ならいいのだがそうではなく、不景気で仕事が入らず、廃業してしまう大工が続出した挙句の人不足という状態らしい。
また大工なら誰でも良いという訳でもなく、建築家の家は建売しか手がけた経験のない大工の手には負えないというのも人不足の原因の一つかもしれない。
「図面の枚数が違いますからね。建売のは、簡単なものなら5枚とか」
サイズは極小、仕様は殆どスケルトンというこの家でも一冊の本になるほどの枚数の図面がある事を考えると5枚というのは相当な話だが、全ての部材が規格に則った寸法で現地ではそれらを加工無しで組み上げるだけ、という典型的な建売住宅なら本当にある話らしい。着工したらあっという間に出来上がってしまうのもむべなるかな。
規格化され、早くて安い。それが良いとか悪いとかの問題ではなく、結局は好みの問題だ。家を「買い物」として捉えるならばお徳な買い物であるには違いない。

自分の家は多くのプロフェッショナルが精魂こめて作り上げている。
大事にしなくては。

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ロフトからの眺め。ロフトはあくまでも低く、這って移動する感じ。まあ荷物置き場としては十分。



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2010年01月24日

UB入る

土曜の午後現場に出向くと、果たして無事UBが組みあがっている。
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中に入ってみると、小ぶりながら窓もちゃんと取り付けられていてひと安心。ごく小さい上に高い位置についているので風呂から外を見る事は出来ないが、採光と換気の用は満たしている。入浴後は開け放しておくようにすれば籠った湿気でカビが生える恐れもないだろう。そのまま外出してもここから泥棒が侵入する恐れはない。猫くらいなら入れるかもしれないが。
壁面のモザイク風タイルもいい感じ。ただつや消しなので一見してあまりタイルらしくない。これは普通のプレーンなタイルでも良かったかも知れない。
前面総ガラスはお一人様仕様ならでは。これは同居人がいたら絶対拒否されるだろう…普通は嫌がるだろうな。
ともあれ、日ポリのにしておいて正解かな。個人的には大満足。

これでまた一段落。
2階は既に24mm厚の構造用合板が床一面に貼られていて普通に歩けるようになっている。
だんだんと居心地のいい空間になってきたのが楽しいが、作業の邪魔にならないように余り長居せずに切り上げる。



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2010年01月23日

シンクの高さ変更

キッチンで洗い物をしているとすぐに腰が痛くなる。
考えてみれば何をするにも常にお辞儀体勢をキープする事を強いられるのが腰痛の原因。このキッチンは自分には低すぎるのだ。
調べてみると適切なキッチンシンクの高さは「(身長÷2)+5cm」。
今のキッチンを測ってみると高さ80cm。式に当てはめてみると、適正身長はなんと150cm。
やはり全く合っていない。これでは腰痛持ちならずとも腰が痛くなって当たり前。

どのメーカーもシンクの高さは標準で85cmに設定している。
これは身長160cm程度(の女性)を主なユーザーに想定しているからだろう。
家に入れる予定の松岡製作所のキッチンもやはり高さ85cmがデフォルト。
しかし男のキッチンにはこれでも些か低い。
そこで5cmアップして高さ90cm※1とする事は可能か問い合わせてみるとそこはさすがオーダーキッチンの雄、1cm単位で高さの調整は可能との事。
しかしS氏はシンクの高さを上げると吊戸棚を降ろす際にクリアランスが確保できず水栓にぶつかってしまうと難色を示す。それならばと、水栓を低いタイプに変更してこの問題をクリア。

これでキッチンはOK。発注前に気づいて良かった。


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※1 厳密に公式を適用すれば本当は90cmでも足りないのだが、これ以上高さを上げると低い水栓に変えてもクリアランスを確保できなくなる恐れがあるのでこれでよしとする。

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2010年01月22日

家になっていく

一昨日、床材が現場に納品。
S氏の連絡によれば日ポリ化工のUBも週末までには組み上がるという。
上棟後は進捗が早い!この週末が楽しみだ。

37457-2-2.jpg
わずか3ヶ月前はこの姿だった土地が、見る見るうちに不可逆的にその姿を変えていくのが些か不思議な心持ち。


posted by em at 01:58| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 家作り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月19日

スパムコメントに脱力

Seesaa登録のアドレスに自動メール。
「あなたのブログにコメントが届きました」

ブログ開設以来の深刻なエントリの直後だけあって、さすがに内容が内容なので
関係者から心配の声でもあったのかな…

と、ブログを開いてコメントをチェック。


初の逆 援 助やったけど、こんなエロい女おるんかい! どっちに入れる?ってムスコにお尻すりすりしてきて オレ、無我夢中でハメハメしてもうたわ!笑


バカかと。



さっアク禁アク禁

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羅生門

勤務先では暫定の新体制が発表される。
業務内容によって部門まるごと整理の対象となるところ、人員削減の対象となるところ、全てのポジションが守られるところと三様。
オープンとなっているポジションはごく少数、それもスタッフレベルのみ。
自分の組織も人員削減の対象となってしまったので、全員が生き残れるよう皆で作戦会議。
オープンとなっているポジションに手を挙げれば選ばれる可能性の高い適性を持つ部下は積極的にそちらに応募させる。担当の管理職にはしっかり根回し。
業務的にフレキシビリティの低い部下は残す。
きっと上手くいく。大丈夫だ。

という自分も…実は他人の首の心配をしている場合ではない。
当面のポジションは守られたが、ポジションを失った者がそれを渡せと名乗りを上げる可能性もある。
もしそうなった場合、それを退けられる保証はない。
単純に実力や実績のみで選考されるとは限らないからだ。
これまでやってきた事とまるで違う職務のポジションを、現職者を退職に追い込んでまで無理やり奪取しようとする。そんな浅ましい真似をする人間が同じ会社にいるとは考えたくない事だが、人間は追い込まれると何をするか分からない。
やりたくはないが、家族を守る為には鬼にもなろう。そう考える者がいてもおかしくはない。
経験則で言えば、金が絡めば人は変わる。

自分としては融資実行まではどうなろうと動くわけにはいかない状況は変わらない。
動かなかったからといって融資が実行されるとは限らない。それは銀行の判断だ。
しかし動いたら融資はない、これははっきりしている。
正しくここが鍔際だ。



posted by em at 00:35| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月16日

陽射し

午後現場に出向く。
今日は誰もいない。
足場から二階によじ登って見ると…垂木から天井まで張り終わっている。
まだ壁が張られていない室内は天井の低さともあいまって、家というよりアジトという雰囲気。
IMG_0114.JPG

二階は防護ネット越しに差し込む西日が気持ちいい。
一階は…モチノキが邪魔。しかし夏場にはこの邪魔な木が強烈な日差しを遮ってくれるであろう事を考えるとあまりばっさりやるのも気が引けるような。
うーむ。どうしたものか。

posted by em at 18:32| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 家作り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ちょいピン

晴天の霹靂…というには些か伏線が多すぎたが、やはりショックをもって迎えられた勤務先の方針転換の発表。
今回の早期退職制度対象は全社員。
パッケージはそれなりの金額だが、仮にどんなにパッケージで優遇されようとも住宅ローンの融資が実行されるまでには動くわけには行かない。退職イコール融資の取り消しを意味するからだ。
何があっても我慢。
とにかく今度ばかりは融資が最優先事項。

さすがに銀行屋は目ざとく、すぐさま状況確認の電話が携帯に。
担当者ではなくその上司が相手。
口調は柔らかで物腰は丁寧だが、回答次第では即座に取り消しの決が審査部門から下る※1と知っているだけあって声にはどこか凄みがある。
完成まであと二ヶ月…文字通り命がけの「だるまさんがころんだ」。


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※1 無職者に金を貸すのは闇金くらいのもの。退職しますといった次の日には「融資は取りやめさせて頂きます」と書かれた封書が届くだろう。仮にすぐ次の職場がみつかったとしても、試用期間すら終えていない会社員の住宅ローン審査が通過する可能性は限りなくゼロに近い。



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2010年01月11日

シェルターへのアクセス

久々に洗車。
その前にふと思い立って上棟なったばかりの現場へ赴く。
自宅カースペースへは一方通行。
真っ直ぐ突っ込んでバックで入れると120度旋回。すえぎり不可なので際どいラインの切り替えし必至。
始めからバックでアクセスすれば60度旋回。これなら一発で決まる。
この後者のアイデアを実践してみようという考え。
現在カースペースは木材やら仮設トイレやらでいっぱいなので実際に車を入れて見る事は出来ないが、手前まで寄せて感触を掴む事は出来る。
で、行ってみる。

…駄目だorz
真っ直ぐならさして問題ないのだが、微妙に折れ曲がりつつアップダウンを織り交ぜて200m以上続く3.6m幅の小路を電柱や歩行者や自転車をかわしつつバックで進むのは、後方視界に問題がある自分の車とへっぽこな自分の運転技量ではリスクが高すぎる。ああ怖かった。
やはり真っ直ぐで入り、擁壁にノーズをぶつけずにバックできるぎりぎりのラインを模索するしかない。センサ代わりに小型のコーンでも並べてトライあるのみ。

現場から引き返して自宅最寄の洗車場へ。
最寄と言っても小岩。
ひところに比べ洗車場は本当に少なくなった。マンション住まいの方はどうやって洗車しているのだろう。
スタンドか。
うーん洗車くらいは自分の手でやりたいんだよなあ。

通いなれたこの洗車場に来るのもあと僅か。自宅洗車用のホースを物色しなくては。




posted by em at 22:02| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | MOTOR LIFE | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月10日

上棟で上等

2010年最初の週末に無事上棟。

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上棟上棟!
さらりとオヤジギャグが口をついて出る歳になりました。
今年もまた一つ歳をとる。

昼下がりに赴いた現場には真新しい木の香りが立ち込め、既に1階2階とも立ち上がっていて、忙しく立ち回る職人さんがこれから屋根の垂木を架けようというところ。
それまでの2Dから3Dへ、一気に形状が移行したところで俄然家らしくなってくる。
これが上棟…
時間が経つのも忘れしばし茫然と眺めているとS氏が到着。
今日は作業終了後にささやかな式を行う事となっている。

鳶さん達は作業を終えるとさっさと帰ってしまい、残ったのはS氏と棟梁、職人さんら数名。
最後に現場監督のK氏が到着。
鳶色の瞳と飄々とした物腰が印象的なK氏との対面は二度目、実に地鎮祭の時以来となる。
この日も顔を見るなり
「あ、」
「明けましておめでとうございます」
…ああやっぱり面白い。

宴を準備する時間も人手もなかったので、式は本当にささやかなもの。
面子が揃ったところでK氏が四方に清酒を振りまき、続いて棟梁のS氏が米を撒き、自分が塩を撒く。
それが終わるとK氏が音頭を取り、残りの清酒で乾杯。
最後にお礼の言葉と寸志を差し上げて終了(追記:帰り際にS氏よりお祝いの清酒を頂く。感謝)
これでも自分としては十分満足。本来であれば上棟は昨年末の平日に予定されていて、施主は仕事の都合で立ち会えないので式は行わない予定だったのだ。
簡略化された式であってもやれるに越した事はない。けじめとして。

一見強面だが真面目で気の良さそうな棟梁のS氏とはこの日が初対面。
完成まで一貫して請け負って仕上げてくれるとの事。
複数の現場を受け持つ現場監督はそれゆえに実は余り現場にはいないもので、家の出来の成否はひとえに棟梁の腕に懸かっている。
家を生かすも殺すも最後は棟梁次第。今後宜しくお願いします。


201001091530s.JPG



posted by em at 22:41| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 家作り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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