2009年07月30日

床材選定@

家の中で最も面積が広く、従って家の印象を大きく左右するのが床。
家は全面板張りとするが、まず味のある古材が候補に挙がる。
古材は表面の傷や割れなど独特の古びた風合いだけでなく、切られてから十分な時間が経っているので材質的に安定しているという実用面のメリットもちゃんとある※1
デメリットとしては種類や流通量が限られるという点と、古いくせに(古いからこそ?)やたらと高価である事。
このデメリットを克服したアンティーク「風」の床材は多数存在する。新材の表面に傷や凹みなどを加工し着色して古材風に見せたもの。よく出来たものは古材以上に古材らしく巧みに加工されていたりしてこれはこれで有りだと思うが…採用しない。見た目こそ古材だが中身は真新しい木、であれば張った後に反って来ることもあるかも知れないからだ。板が暴れるのは水分が抜けきっていない、つまりまだ瑞々しさが残っている証拠。
傷一つない真新しい板ならともかく、枯れた風合いの板が反ってきたりしたら顔だけ爺さんの高校生みたいで何だか気持ち悪いだろう。

古材フローリングで流通しているのは主にオーク、パイン、メープルに杉など。
パインはカントリー色が強くなりすぎてテイストが合わないし子供部屋のイメージが強い。
杉の表面は白く優しいのだがややナイーブ過ぎる色合い。
メープルもやや白すぎる。
オークは色も硬さも強さも全て中庸。
合板フローリングの表面に貼り付けられる木材としても最も一般的なのでモチーフとして無難といえば無難、面白くないと言えば面白くない。サンプルで取り寄せ中の古材オークがどんな感じか…いい感じに荒れていればいいのだけれど。

もう一つの候補はウリン。
1階の外に僅かに残るスペースをウッドデッキとするならば、フローリングからデッキまでウリンで統一すれば広がりが出て面白い(ウッドデッキは資金に余裕が出来てから増設する手もあるが)。
ほぼ水と同じ比重を持ち非常に硬いウリンはTDSの屋外デッキにも用いられるなど丈夫さと耐久性は折り紙つき、シロアリにも水にも非常に強く腐りにくいので、洗面やトイレなどの水周りにも安心して使える。
基本的にフローリングに水気はご法度で汚れを落とすには専用のクリーナーを用いるのが普通だが、ウリンの床なら遠慮なく一休さんのように水拭きが出来る(しばらくの間は濡れると赤いアクが出るらしいが)。特に夏場は気持ちいいだろうな。
とにかく頑丈らしいのでラフに使い込めそうな点がいい。色合いも濃色系で好みに合う。屋外では色が抜けてグレーになるようだがその経年変化も楽しめそう。
これもサンプル取り寄せの対象。

このどちらかとなるか、あるいは第三の候補が挙がるか。まだ何とも。


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※1 具体的には乾燥しきっているので無垢の床材にありがちな張った後にあばれるという心配が少ない。

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2009年07月26日

第四回打ち合わせ

今回は亀戸サンストリート。
サンストリートといえば下積み時代のPerfumeが買い物帰りの客を前に幾度となくステージに立ち※1、そして伝説の一つ星映画「デビルマン」の主要な舞台にもなった所。これらのエピソードの漂わすそこはかとない場末感が絶妙にマッチする(笑)亀戸を象徴する複合型ショッピングモール。
週末でごった返すその通称サンストの一角のタリーズで打ち合わせ。

ディープな街亀戸も自分には完全に生活圏内だが、秋葉原より東には殆ど立ち入った事がないという典型的な西東京人の建築士S氏はいかにもアウェー感を漂わせて落ち着かなさげなのが面白い。
しかし毎回打ち合わせ場所が違うな。次はどこにしよう?

基本設計も大詰め、今回はS氏より外観図が披露される。
結局ベランダもオミットした(洗濯物は1Fの外に僅かに存在する庭スペースに)外観はLWHに相応しくかなりシンプルなものに落ち着く。
そのシルエットは規制とニーズの最小公倍数を最小の線で構成したもので、これ以外にはなりようがない姿に文句の出る筈もなく一発了解。
これまで幾分漠としていた家の姿が急に現実的な像として登場し、気分はいやがうえにも盛り上がる。
後は床材が決まれば大枠としてはほぼ確定。
最後は…予算との戦いになりそうな。

今から丁度25年前の夏、その年に新築された実家の外観図を見て同じようにわくわくしていたのを思い出す。それは施主の趣味が強く反映され重厚な入母屋の大屋根を持つ数奇屋風の家だったのだが、それから四半世紀を経て今度は自分が全く違うコンセプトの家を東京のど真ん中に建てようとしている事に何だか感慨深いものがある。
今は鬼籍に入った当時の施主が見たら何と言うだろうか…そういえば今年もはや盆の季節。

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※1 曰く「亀戸では常にアウェーな感じでした」



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砂か?

地盤調査は特に障害もなく終了。

と言うとやや語弊がある。
試験の過程でドリル穴に水を溜めて行う測定があるらしいのだが、土地に穿った穴に注ぎ込んだ水は溜まらずに全て捌けてしまい、業者が車に積んで持参した水を全て飲み込んでしまったので当日中には試験が完了せず、いったん中断して翌日再度行ったという事らしい。

水捌けが良すぎると。


測定結果はまだ出ないが、大方の予想を覆し実は砂礫ばっかりの土地でしたという事なら笑える。どうせ杭打ちするのだからそれもまた良し。


posted by em at 01:53| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 家作り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月20日

Overkill

明日から孔内水平載荷試験による地盤調査が始まる。普通の土地であればその結果次第で地盤改良の程度=コスト増の程度が決まるので多少はハラハラするのだろうが、自分の土地の場合は結果がどうあれ最低7Mの杭打ちは既定路線なので特に思うところもない(杭打ち以上の地盤改良は存在しない)。
ただ支持層が更に深い所に存在する場合は杭打ちも更に深くしなければいけない(勿論コストもそれに比例して上がる)。土地近辺の地盤サンプルは東京都土木技術センターの地質柱状図データが四つ公開されているので参考になる。

サンプル1:7Mまでローム層
サンプル2:1Mまで表土層、2-7Mまでローム層
サンプル3:3Mまで表土層、4-7Mまでローム層
サンプル4:2Mまで表土層、3.5Mまで粘土質ロームと砂質ローム、
      6Mまでローム質砂、7Mまで粘土質ロームと粘土

俗に軟弱地盤と言われるシルト層や砂/砂礫層が殆ど出てこないので、7M掘っても支持層に当たらないという心配は恐らくない。寧ろ掘り進む過程で岩にでもぶち当たり、難儀した分調査コストが追加される心配をする方が現実的だ。

しかし…掘っても掘っても10M以下まで延々と軟弱地盤が続く所謂ゼロメートル地帯においても、軽量な木造2階建てを建てるのに杭打ちまで行う例は滅多に聞くものではない(RC3階建というのであればともかく)。耐地力のあるローム層にLWHを建てるのに深々と7Mもの杭打ち…勿体無いというかやり過ぎというか、子供の喧嘩にプロレスラーが出てくるようなものではあるまいか。これもお役所仕事の一例か?

posted by em at 16:11| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 家作り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

全方位外壁

街を歩くと、時折いい感じの外壁を持つ家を目にする。
石のような質感のサイディングや焼きレンガ風のタイルなど。
実にいい。
しかし残念なのは、それらの多くは建物の前面のみに用いられているだけで、前面以外の面はごく普通のサイディングボードを用いられてしまっているところだ。
コストの事情で止むを得ずというのは分かるが、しかし少し角度を変えれば容易に目に入る側面との落差はファッションショーの舞台裏を見るのにも似て、この上げ底感がいかにも興醒めな感は否めない。前面が豪華であればある程、何だか見てはいけないものを見てしまったような気にすらさせられてしまう。
人様の事情も知らずに好き勝手言っているのは重々承知だが、それならば前面の外壁に奢るコストを全体に回してもう少し平均的にコストをかけた外壁で全面を被った方が余程見栄えがいいのにと思ってしまう。

じゃあお前はどうなんだと言われる前に書いてしまうと、家の外壁は何の変哲もないガルバリウム。色はガンメタリック、切り替えもなし(多分)。これで全周を被う。機能一点張りでゴージャスでも優雅でもない外壁だが、それだけに自分の家にはぴったりだ。

posted by em at 00:43| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 家作り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月19日

Disconnection

先週のある晩。
いつものように帰宅してスイッチをPCのスイッチを入れる。
ウィンドウズが立ち上がる直前、マザーボードのロゴが表示されたところでフリーズしその先に進まない。
何度試してもウィンドウズ起動まで進まない。
一日放置して十分冷却してから電源を入れても駄目。何日経っても何回試みても結果は変わらず。
考えてみれば組み上げてから早6年半が経つ。とうとう壊れたか。
しかしいざネットワークから断絶してみると何とも落ち着かないというか、実に不安だ。それに自分の持つデータの殆どは電子媒体としてこの銀色のアルミの箱の中に入っている。勿論、家関係のデータも…これは早急に何とかしなくては。
最低限なら起動ドライブの交換だけでも治るはずだが…こうなったらこの三連休を使って久しぶりにケースから全て新調するか。今度はマイクロATXで組んでみよう。ケースと電源、マザボにCPUにメモリにグラボ。さすがに6年以上も経っていると何もかもが変わっていてちょっとした浦島太郎気分が味わえる(しかし今時のPCは標準でメモリ2GB以上が当たり前とは。当時としては相当頑張って1.5GBを奢った自分のPCもすっかりロートルだ)。
会社のPCで必要なパーツに全てあたりをつけて帰宅。一応PCの電源を入れるがいつもの通り。いよいよ終わりか…よし明日は秋葉巡りだ!

待てよ。

ふと思い立って、念の為に最近増設したばかりの外付けHDDの接続を外して電源を入れてみる。
…立ち上がった。
どうやらBIOSの設定を誤っていただけらしい。考えてみれば増設後ずっと電源を入れっぱなしで再起動していなかった。

なーんだ。

大山鳴動、鼠も出ず。出費と時間が節約できたので当然喜ぶべきところだが、自分の中では折角気に入ったケースに最新スペックで組むつもりで盛り上がっていたので何だか拍子抜けで嬉しさ半分、残念半分という妙な心境(こういう心境は誰も身に覚えのある事と思う)。
まあ今暫くはこの時代遅れのスペックのPCにもうひと頑張りしてもらう事としよう。バックアップはしっかりと。

久しぶりにネットワークに繋がるとえもいわれぬ安心感。あれ、これってもしかしてネット依存症?

posted by em at 23:54| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月15日

土地立会い

昨日は土地の検分立会い。
セットバックする部分を区の担当者が検分するが、所有者の立会いが必要との事で昨日立会いに行った…いや自分は行かずに設計士S氏に代理を依頼。
勿論出来るだけ立会いたかったのだが、昨日は仕事に穴を開けるわけにいかなかったので仕方がなく欠席。聞くところによると意外にあっさりと終了したらしい。
あの辺は日陰もないし、この炎天下で長々とやられても堪らないが。

しかし擁壁の木…邪魔だ(笑)。
下手に切って枯死でもされたら擁壁にぽっかり穴が開いてしまうかも知れず、それは強度的に好ましくないので基本的に生かす方向で考えるが、伸び放題の枝は刈り込まなければならないだろう。
高枝切り鋏が要るな…深夜のTVショッピングで売っていなかったかな…あ今TVないんだった…
posted by em at 03:30| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 家作り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月12日

SWITCH

昨今の紙メディアの衰退は著しい。
広告批評とかスタジオボイスとか老舗雑誌もここにきて次々と力尽き廃刊。
CarEXとかKMとかヤンサンみたいに明らかに誤った方向に舵を切った(それもそれまでの看板作家を切り捨てて)雑誌が消えても別に惜しくはないが、冒頭の二誌のように昔からの路線を貫きながらも時代に取り残されて消えていくのは何とも侘しい。
CutやSwitchなどの、他のメディアでは中々見られない面白いインタビューを掲載している雑誌は何とか生き残って欲しいが(Cutは写真もすごくいい)、実際いつまで持つものか。

で、スイッチ。
壁に取り付けるスイッチは基本的に照明の数プラスその他設備と同じだけ必要。

@ポーチと玄関ADKBトイレと換気扇C洗面とUB照明とUB換気扇D部屋とベッドスペース

合計五つのスイッチ。@とAを纏めて四つに出来るかもしれない。取り付け位置はそれ程迷うこともないが、壁をスイッチに向かって這う配線を綺麗に見せられるかで印象は天地の差になるだろう。合板にかすがい留めで固定というのも頼りないので、いい感じのスチールのダクトでもあればいいのだが。

毎日何回も触れるパーツであるスイッチは(どうせ高価なパーツでもないので)よく考えて選びたい。ただカバープレートをアルミにしましたというレベルのもので満足できないのであれば輸入物。輸入物は日本の規格にサイズが合わず使えないというリスクがあるが、日本のボックスサイズにあうサイズで気に入ったモデルがあれば言うことはない。着工までにこの辺の小物は気に入ったのを買い揃えていく予定。

posted by em at 18:58| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 家作り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月11日

照明

照明は…
@ポーチA玄関BDKCシンクD洗面EトイレF部屋GロフトHベッドルーム兼クローゼットIカーシェルター

の合計十箇所に。
@は門灯代わりにバイクにスポットを当てるか。防犯対策にもなる。
Aは現在吊るしているペンダントを流用できるか?
Dは鏡の上に一つ、
CGは単純な蛍光灯一本で、
BEFHこの辺は全てレールに控えめなスポット照明を幾つかつける事とする。
洗面やシンクの照明を除けば余り部屋を煌々とさせても仕方ないので、住みながら様子を見て自分で取り付けていく予定。スポットライトもいろいろあるがスケルトンな天井に相応しくシンプルで存在感のないものを。
Iは屋外コンセントから電源を引いてシェルターの内部フレームにもクリップライトを一つ欲しい。これは主に夜間洗車用。

posted by em at 15:37| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 家作り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

あおり写真を

お手軽に
このチープなプラスチックレンズであれば試しに買ってみても悪くない。
あおりレンズて高いからなあ。自分の家も完成の暁には崖下からあおりで撮ってみたい…面白い写真が撮れそうだ。

posted by em at 02:20| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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