2010年11月06日

Last day of the Bohemian

この社会の中で匿名である事を捨て、ボヘミアンである事を捨てて、居場所を定め根を張って名前と顔を晒して生きて行く。
男が社会に対して落とし前をつける事。
いつかはその覚悟を決めなければならない。
結婚して家庭を持つ事。子を持つ親になる事。これらは代表的な落とし前の付け方。しかし家を建てる事も一つの解だろう。

土地建物の所有者として登記簿に名前が刻まれる。
通りに向かっては表札を常に掲げ名前を晒す。
玄関前を掃いていればご近所さんと顔を合わせる。
巡査が調査にやって来る。
逃げも隠れも出来ない。
名無しの誰かさんではない自分自身として、否応なく地域の一員として社会にがっちり組み込まれて生きていく。家を建てて住むという事はその状況を甘んじて受け入れる事に他ならない※1
長き放浪の果て、家を建てる事で自分は社会に対してやっと小さな一つの落とし前をつけたのかもしれない。


*  *  *

「家が完成したところで終わる」として開始したこのブログ。
外構工事はまだ残っているものの、家本体の工事は一通り完成したのをもって「家作りブログ」としてはひとまずピリオドとする。

本当の意味での完成はまだ先だ。柵を作り直していないからだけではない。住宅ローンの完済までは本当の意味で家は完成していない。突き詰めて考えれば、借金を完済して抵当権を外すまでは「自分の家」とは言えないからだ。
「銀行の抵当から家を取り戻す」為の戦いはこれからも続く。そのベースとなるLWHでの生活は…忘却の彼方に流し去るには勿体無いほど面白く興味深いものなので、この小さな楽園で展開される終わりなき日常は場を改めて記録していく事とした。

無事にここまで辿り着けた僥倖と巡り合わせに感謝。


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※1 分譲でもある程度の匿名性は保たれているマンションはその点で少し心の持ちようが違う。
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2010年11月02日

広げた風呂敷の畳み方

このブログを始めてから1年と7ヶ月が経過。
最初のエントリで書いた通り、このブログは家が完成するまでの記録簿として始めたもの。
外構を除けば家作りの工程をほぼ全て完了した今となってはその役目を終えつつある。エンドロールは間近だ。
しかしただ終わるのも何なので…次なる展開を思案中。


それはともかく相変わらず仕事が酷い。帰宅して自炊して一息つくともうこんな時間。自炊してる場合じゃない。職場は最早チキンレースと化したプロジェクトを巡り、ユーザとITとコンサルとベンダーが相食みながら連日連夜休日返上の泥沼の真っ只中にある。未だ誰も心身に異常をきたしていないのは奇跡的だが…まあ過去の経験から言えばそれも時間の問題だろう。
この深刻にストレスフルな状況では、帰宅して夜を過ごす家が何より貴重なストレス解消空間となっている。毎晩帰宅するのを心待ちに仕事をしているというのも変な話だが。


posted by em at 03:17| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月26日

ずぼらスパイラル

(1)平日
仕事で帰宅は深夜→疲れていてやる気がおきない
→「まあいいやー週末に纏めてやればー」

(2)週末
何のかのと忙しい→気がつくともういい時間だ→寝なければ明日に響く
→「まあいいかー平日にちょっとずつやればー」

以上繰り返し


――――
手持ちの膨大な写真のスキャンが一向に捗らず、従って持ち物整理も滞留している所以である。
日本経済がデフレスパイラルの瀬戸際に直面する中、一足お先にこのトホホなスパイラルにずぶずぶ嵌まっていくズボラーであった。もう何回目だってのよ

posted by em at 01:13| 東京 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | After Move | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月24日

画龍点睛

オーダーしたステンレス表札は高基礎コンクリートに取付ける。
表札固定用のステーに合わせ、基礎に穴を開ける必要がある。慎重に位置決めを終えるとハンマードリル※1で二つの穴を穿つ。
穴に接着剤を流し込むと表札ステーを差し込む。程なくして固着。
完了。
狙い通り読みづらい。自分ではイメージ通りの仕上がりに満足。
対外的にも、これで「表札も出さない怪しい奴」という謗りを受ける恐れはなくなった。代わりに「何て書いてあるのか分からない怪しい奴」と思われるかもしれないが。

part.jpg


外構(柵)はまだ完成していないものの、家本体としては着工から一年弱、家を作ろうと思い立ってからは二年あまりを経て全ての工程を終え、漸く一応の完成を見る。
長かったといえば長かったし、短かったと言えばあっという間と言えなくもない。
ともかく、一区切りはついた。
さてと…




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※1 普通のドリルでもできなくはないらしいが、硬いコンクリートにはやはり効率が悪すぎる。という事で、ドイト後楽園店でハンマードリル(ドガガガガガッと動くやつ)をレンタル。ここは各種電動工具を一日600円で貸し出してくれので便利。まあハンマードリルなぞまず今後一生使わない道具だろうし。

posted by em at 13:02| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 家作り(表札) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月22日

体内時差

帰るのが比較的早い日が続くと夜中の2時はもう深夜もいいところで自然に目蓋が開かなくなってくるのだが、終電生活が続くとこれがまだまだ宵の口。
帰宅して着替えてメールチェック終わったらもう2時近くにはなってしまうのだから自然とそのような感覚になってしまうのだが、それでも4時にはバッテリーが切れるように眠りに落ちてしまう。
どちらにしても朝は同じ時間帯に起床しなければならないので、ブログ更新もなかなか捗らない。
今年は年末までほぼ終電生活が確定しているので※1、エンドロールを前に暫く更新も足踏み状態となるのもむべなるかな。


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※1 いつ誰が欝を発症してもおかしくないブラックな職場についてはまたの機会に。お金を稼ぐのって本当に大変だ。

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2010年10月15日

はつ秋

10月も半ばというのに相変わらず暑い。いまだ残暑と言っていいほどの気温は、上着を着て通勤すると到着するころには汗だくになってしまう程だ。
逆にこの気温は家の中に入れば丁度いい。一階も二階も方々の窓を細く開けておくと、夜にはいい塩梅に冷やされた外気がうっすらと背中を撫でて通り過ぎていく。そのまま就寝すれば、朝にはベッドの横の窓から忍び込んだ秋気に包まれて目が醒める…

暑くも寒くもないこの時期はLWHにとり至福の季節。これで窓の外の欅の黄葉が見られれば言う事はないのだが。



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2010年10月12日

オリジン

『僕はその一軒家を、独身ウハウハ状態ハウスにしようと企んでいたんだけど(笑)』(桐嶋ローランド)


LWHの主となってから半年。
家を建てた事を殊更に言いふらす必要もないので、その話題について自分から口にする事はまずない。しかし住居移転については人事部に届け出なければならないし、土地を買って家を建てるまでは大小の手続きで半休を取得する事もしばしばという状況であれば、ごく近しい人間には話しておく必要があった。
人の口に戸は建てられないもので、半年も経つと「どうも家を建てたらしい」という話を聞きつけた人間から何かの折に確認されたりする機会がちらほら出てくる。嘘をつく必要もないので別に否定はしない。

噂が真実であった事を知った質問者のリアクションはほぼ決まっていて、判を押したように
「結婚したの?」「結婚してましたっけ?」
セクハラか
少し前にマンションを買った同僚は独り身にも関わらず余りとやかく言われていなかった事を思い起こすと、やはりいまだ「一軒家は家族で住むもの」という認識は根強いようだ。ファミリータイプ3LDKマンションに単身で住む者は全く珍しくもないのだが、いくら部屋数が少なくとも「一軒家で独り住まい」はどこか奇異な印象を聞くものに与える(らしい)のも不思議なところだ。

一人で家を建てて住んでいる事が分かると、次の質問は大抵
「何で?」
となる。この問いには「何でマンションじゃなくて家?」と「何で建売じゃなくてわざわざ注文?」の二つの意味が含まれているのだが…いや何でと言われましても。何でかなあ。一番の理由は予算そして車とバイクの存在ついでに居候の存在なのだが、考えてみればそれだけなら建売住宅でもよかった筈。

冒頭の桐嶋ローランドの言葉が心境を表すのに一番近いかもしれない。ウハウハと言っても不埒な意味でなく、残りの人生を最大限楽しむ為の住まいを作るという意味で(いや別に不埒な意味でもいいんだけど。まだちょい枯れオヤジには早い)。

空き地の枯れた草叢に半ば埋もれ、朽ち果てるにまかされていたボロボロのマイクロバスや掘っ立て小屋。
自分にとっての家作りは、それらを使ったアジト遊びの遠い記憶が原点にあるのかもしれない。自分だけのアジトは当然自分が一から関わらなくてはいけないのだ。


冒頭の桐嶋ローランド、彼は離婚し独身となってから家づくりに着手した。もう10年は前になるだろうか、隈健吾が手がけたフォトスタジオ兼用の家は、その建築過程が雑誌で何ページにも渡って特集されていたのでよく憶えている。地下一階地上三階の重量鉄骨構造、外装には全て半透明のFRPを用い※1、内部は什器の収まりや配線、コンセント位置までセンチ単位でなくミリ単位で指定するという凝りに凝った仕様。
江角マキコとの短い結婚生活の失敗が余程堪えたのか、残りの人生を独身で通す事を決意した(と公言していた)彼は家作りに文字通り没頭する。「独身ウハウハ」などと茶化した物言いをしてはいるものの、そんな下心だけでやり切れるものでは到底ない※2。彼もまた、残りの一生を精一杯楽しみきる為の「アジト」作りに一切の妥協なく真剣に取り組んでいたのに違いない。

…まあこのイケメンは結局その後あっさり再婚してしまうというオチがつくのだが。


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※1 FRPを住宅の外壁に使用するのは初めての試みと隈氏はコメントしていた。ツーバイのように壁で応力を受け持つ構造ではないから強度は求められないのだろうが、紫外線に弱いというFRPの弱点はどのように克服したのだろうか。まさかメンテナンスの度に外壁を全て交換するわけにも行くまい。
※2 完成までの間は仕事もせず毎日現場に通い倒したと言うから恐れ入る。妥協のないこだわりは着工後も遺憾なく発揮され、工期を変更して差し込んだ仕様変更は数知れず。「いやあ現場は泣いてたよねー」などとにこやかに語り合う二人。まあ金さえあれば何でもありって事で。



posted by em at 23:49| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | After Move | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月09日

黄色い家

国立新美術館。
IMG_2726.JPG

ゴッホ展では期待していた「カラスの飛ぶ麦畑」の出品はなかった。卒業旅行以来の再見を楽しみにしていたのだが少し残念。
今回の展示では彼がアルルでの束の間の理想生活を送った「黄色い家」の復元(推定)間取り図が興味深い。
一階はその多くをアトリエが占め、二階に続く階段。
二階にはほんのささやかな寝室が二つ。有名なゴッホの寝室は実寸大のセットで再現されていたが、これが本当に狭い。台形の寝室は四畳にも満たない程で、簡素なベッドと小さな洗面台、一脚の椅子を置いたら床には人一人横たわるのがやっとという程度のスペースしか存在しない。
壁には自作の絵が2枚と、更に狭い隣のゴーギャンの寝室に通じるドア。
これが全て。当時としても相当に質素な生活ぶりはやはり日本人の生活をイメージしたものらしい。

延床面積で60uにも満たないであろう質素を絵に描いたような小さな家は「絵を描く」為だけに存在するLWHといってもいい。
それは日本のような陽光に満ちたアルル※1で芸術家のコミュニティを築くという理想を掲げたゴッホにとっての夢の住処であり、程なくして絶望の淵から狂気と破滅に転がり落ちていく地獄の舞台でもあった。


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※1 弟テオへの手紙では南仏アルルの地を選んだ理由を憧れの日本によく似ているからだと説明している。ガイジンさんにありがちな勘違いとしてはまあマシな方。確かにやや冷涼なパリの気候よりは地中海性気候の方が日本の気候には近いし。質素な生活も彼にとっての日本のイメージに沿ったもので、ゴッホの日本観が興味深い。

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「現場なう」

『毎日のように、「あんたを嫌いになった」だの「おまえはお終いだ」だの「おもろない」だの「ばか」だのメールをもらったりツイッターで言われたりしながら笑っていられる人を知ってますか?ま、おれですけどさアハハハ。』(糸井重里)


ブログであればコメントを読みたくなければ見なければいいだけの話で、さらに言えばコメント欄自体を取っ払って一方通行の発信ツールとする事も可能※1。しかしツイッターはいわばコメント欄だけで形成されているようなメディアなので、誰であってもフォロワーからのメッセージは全て平等に受け取らなくてはいけない。気に入らないユーザをブロックしてシャットアウトする機能はあるが、そう判断するに足る罵倒やら誹謗やらを少なくとも一度は受け止めなくてはならない訳で、そう考えると入り口の敷居こそ低いが随分とタフなメディアであるようにも思える。特に有名人には。ブログと違いメッセージは確実に相手に届くシステムなのだから、いわゆるアンチから向けられる負の感情※2をいちいちダイレクトに受け止める方は堪ったものではないだろう。糸井氏がツイッター廃人から執拗に絡まれる※3のをリアルタイムで見ていたりすると、人前に出る職業は何より心がタフでなくてはとても勤まらないのだなとつくづく思う。無名でよかった。

自分のような名もない一般人はほぼROMで専らRSSツールとして使用する他はない※4ツイッターだが、期間限定で現場監督が現場ツイートを行ったとしたら、これは施主向けのサービスとしてとても面白いと思う。
殆どの施主は毎日現場に足を運ぶ事など出来ない実情を考えると、現場の状況を逐一把握するためのツールとしてはツイッターが最も有効。一方通行のメディアではないので施主も疑問に思った事をその場で確認する事が出来るし、建築士にとっても現場監理の補助ツールとして使える(ただし現場監督がIT音痴ではどうにもならないのだが)。
大手ハウスメーカーでは恐らく導入は不可能(守秘義務やら何やら社内コンプライアンス規定に抵触するだろうから)なので、これが可能なのは中小の工務店だけ。これをやったからといって受注増に直結する訳ではないだろうが、顧客が望むもの(情報)をダイレクトに供給できるので顧客満足度が上がる事は間違いない。新しもの好きの社長さんがいたら試験的に導入してみたらいいだろう。



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※1 アメーバでは有名人のオフィシャルブログにコメント管理人を貼り付けていて、全てのコメントは管理人のチェックを経て掲載されるようになっている。スパムは勿論、誹謗中傷や激しい批判コメントは事前の検閲で排除されてブロガーにとって好ましいコメントしか掲載されないようになっているので、人気商売である芸能人は好んでアメブロを利用する。
※2 ダルビッシュ有が無名の一般人からの批判に対して真っ向から反論する姿勢が話題になったが、それがニュースサイトで報じられて以降、彼には旧に倍する中傷やからかいのツイートが集中し、本人はすっかり嫌気がさしてしまったらしい。煽り耐性のない人間はツイッターには向かない。
※3 朝から晩まで5分と空けずツイートを繰り返す(いったいいつ働いているんだ?)、ここでいうタイプ1からタイプ3にそのまま該当する重度の依存症ユーザが糸井氏のツイッターに対する姿勢が気に入らないとして絡み始める。初めのうちは真面目に応対していた糸井氏も途中で「あ、こいつはいっちゃってるな」と気付きブロック(特定のユーザからのメッセージを拒否する機能)を宣言して終了。ほんの数回とはいえちゃんと相手をする糸井氏の生真面目さが際立つ。自分だったら変ないちゃもんつけてくる奴がいたら問答無用でブロックするけど。
※4 いろんな面で「普通でない」人間のツイートから得られる情報が面白いのであって、顔も知らないその辺の一般人の日常に興味はないしそんな情報に価値などない。また最近ではツイッターもブログやミクシィの辿った道をそっくりそのままなぞっている(爆発的な普及から奇妙なマイルールの押し付け、首まで漬かった依存症となるユーザの続出、馴れ合い関係の強制に嫌気が差したユーザの離脱に至るまで)のを見ると尚の事ライトユーザから深入りする気はさらさら起きず。リアルでもバーチャルでも「関係を強制」するタイプの人間は自分には合わない。そういうのが心地よい方がそれなりに存在する事は否定はしないが・・まあお好きにどうぞ。

posted by em at 11:11| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月06日

国勢調査オンライン

先々週の週末に地域の調査員より受け取った国勢調査の封筒。考えてみれば国勢調査に回答するのは学生の時以来のような。社会人になってから回答した記憶がない。賃貸住人には配布しない?本旨を考えればそれもおかしな話なように思うが、とにかく殆ど初の国勢調査回答となる。
回答用紙を調査員への手渡すか同封の返信用封筒に入れて投函、その他にウェブサイトからの回答も選べるので昼休みにアクセス。お役所サイトにしては意外に使いやすい。e-taxとは大違い。

nationalresearch2010.jpg

この手のアンケートで現在の住居について「持ち家・一戸建」にチェックをする時が家主である事を自覚する数少ない瞬間であったりする。国勢調査では延床面積の回答まで求められるが、辛うじて50uを超えるLWHでは「50-60u未満」にチェック。
所要時間5分のお手軽回答。

posted by em at 05:59| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | After Move | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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